製作中の小さな木箱

今年前半は建て直しのため閉鎖していた大学の家具科ですが、再開した今学期はデコレティブ・ボックス・メイキングというコースを取っています。ジュエリーボックスとかトレジャーボックスとか、小さめでちょっぴり小細工のある箱作りです。
早いもので今学期も残すところ1ヶ月半。大きな家具作りに比べると、分かってはいたけどみみっちい作業です。でもみみっちい事、物、工程、好き。

Decorative Box Making

四方から飛び出ている羽のような物はSpline(スプライン)とかSlip Feather(スリップフェザー)などと呼ばれるもので、45度同士でくっ付いている角を強化する接合方法です。(日本語での木工用語が分からずスミマセン。)
羽がクルクル回り出して、どこかへ飛んで行っちゃいそうな雰囲気。

Decorative Box Making

こちらは裏側。
この箱を何にするかはまだ決めてないのだけど、角を丸めて、足付けて、シャッキーンとした光沢のある仕上げが頭に浮かんでいるので、ジュエリーボックスあたりかな。

Decorative Box Making

またまたオリーブの木を使いました。キレイでドラマチックな木目が好きですが、避けられない部分に穴やヒビが多かったのでエポキシで埋めました。

話しはそれますが。
アメリカ政府が復活した後も私の通う軍の木工所は閉っていて、相変わらず木工ができない日々です。大学の作業場で、大学のプロジェクト以外の木工作業をやっちゃおうかと企んでいたら、すでに実行していたクラスメイトが叱られていました。良かった、やらなくて。
他の木工所の利用も考えたりするのですが、通うには遠過ぎるとか、私が必要な機械がないとかっていう障害があるので、いよいよ自宅に機械を買い揃える時期が来たのかも?なんて考える日々です。
そんなことをエルトンさん(椅子の先生)に話したら、「自宅のガレージで作業できるのが一番だよね。近所から許可もらったの?」って。「えー!近所の許可がいるの?」と驚いて聞いたら、どうやらタウンハウス、コンドミニアム、一戸建てでもマネージメント下にある敷地内で協会(自治体?)に属する家は許可が必要になることが多いということでした。良かった、関係なくて。
カリフォルニア生活7年半。まだまだ知らないことだらけだなーとつくづく思った瞬間でした。
そんな訳で、色々なメーカーの木工用機械やお値段を比べる日々です。

上は数日前の朝。裏のキャニオンの底が霧でまったく見えない状態で、それがまた神秘的というか、とってもキレイでした。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

4 thoughts on “製作中の小さな木箱”

  1. こんにちは!
    いろんな木工用語があるのですねぇ・・・
    面白いですね、角っこにこんなふうにくっついてるのが!
    ド素人の私は、こういうデザインをMotokoさんが考えたのかなって最初おもいました・・・
    Motokoさんのお家からこの風景画眺められるのですか??ステキ~!
    本当に神秘的です!!

    1. ゆー2010さん、

      こんにちは。
      上の箱の状態は途中経過なんです。書いた後に説明が足りなかったかもー?なんて思ったりしてました。
      最終的に羽状の部分が削られてスッキリするのですが、途中の姿って滑稽なことが多くて(笑)、作り手側にならないと見る機会ないよなーなんて思ってアップしてみました。

      そうなんです。この景色はうちの裏庭のキャニオンで、季節ごとに色々な自然の表情を楽しめるし、夕日もすごくキレイなんです。が!うさぎなどの小動物とか、鷹が木に止まってたりとか、ヘビ&虫類も多いので初めは怖かったです。今年の夏は生まれて初めてスコーピオンを見てギョッとしました。夫が「コヨーテの鳴き声がするから裏に行ってみたら、フェンスの向こう側にいた。」なんて話しもありました〜。私はまずコヨーテの鳴き声が分からないし、見かけたとしても「犬?」と思うだけかも。笑

  2. こんにちは。
    いつも楽しく拝見しております。
    私もちょっとだけ木工をするのですが、材料も設備も限られて
    木工の学校や木工所などとっても羨ましいです。
    色々教えてくれる先生の存在もとっても良いですよね。
    日本ではなかなかDIYが一般化してないし、おじさまの物って雰囲気なのです。
    できあがりもほんのり和風ですし・・。

    その接ぎですが、日本ではひき込み留め接ぎかなと思います。
    見たことのない小物や材料の数々にワクワクしながら
    これからも楽しみにしております。

    1. こんにちは。初めまして♪

      日本ではなんという名前なのか、実は記事を書きながらカタカタ英語で検索してみたのですが、探せませんでした。「ひき込み留め接ぎ」。ありがとうございます!
      日本語になると、素晴らしくカッコいい作業な響きに聞こえるのは私だけでしょうか。

      私もこんな年になって、大学というフォーマルな場で木工が学べるなんて幸せだなーと思っているのですが、逆にアメリカ人は先生も生徒も「木工=日本」ぐらいな憧れを持っているんですよ。
      そんなアメリカ人の中で、日本の木工用語も知らないのに「すごいでしょ。ジャパン♪」と誇らしげな気分になる私です。笑

      これからもよろしくお願いします。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *