カスタムサイズのバスケットモールド

バスケットのモールド(型)の注文が立て続けに入っています。
今回はバスケットの材料店であまり見かけない(?)7インチのラウンド(丸)の8.5インチ高。

分かってはいたけど大きいです。そして重い。
材料はチェリー。ところどころにバール杢のような木目があったので、一番多く入ってる部分をわざと一番上に持ってきてみました。型って使われていない時でも置いてあるだけで可愛いので、ちょっとユニークな木目が目についたらもっといいかな、なんて思ったので。

このモールドは近々自分用にも作りたいです。
ちょうど初夏に日系のヘアサロンでペラペラめくった雑誌に、ナンタケットバスケットではないのですが丸型で背が高めのバスケットが載っていて、「かわい〜!」と思い携帯で写真を撮っていたんですよ。

どれもバケツっぽい感じがキュートなのかも。

ラウンド型といえば、以前作った小さくて頭でっかちな木箱の丸具合がとっても気に入ってるので、こんな形のバスケットが編めるモールドも作りたい(写真下左)。

大きさは直径10インチぐらいで。

バスケットのモールドは 公に「作ります!」「売ります!」と宣言してないのですが、ちょくちょく連絡をいただきます。今まだ3〜4個待っていただいてるのがあるのと旅行を控えていることもあり、11月以降になりますが、カスタムサイズでご注文承ります。ご興味のある方はmotokosmithあっとhotmail.comまでどうぞ。

ナンタケットバスケットのウッドベースの作り方

ナンタケットバスケットのウッドベースの作り方を、ブログを読んでくださってる方からちょくちょく聞かれます。ちょうど先日ウッドベースを製作中に写真を撮ったので、簡単な説明を。

私が使う方法は3種類です。(写真付き説明は最後の方法だけ。)

  • 旋盤で挽く

この方法は丸いウッドベースのみ可能です。
ガウジで荒削り、スクレーパーで綺麗にし、パーティングツールで溝を入れます。
市販のウッドベースの溝は1ミリ幅ぐらいだと思うのですが、1ミリ幅のパーティングツールというのがアメリカではどこを探してもありません。約2ミリ幅のパーティングツールを持っているのでそれで挽くと、ケーン・ステーブを指すにはぶかぶか。でもウッド・ステイブにはいいんじゃないかな〜と思います(ウッドステイブでバスケットを作ったことがないので、あくまでも予想ですが)。

  • 2〜3枚の木を糊付けて作る

これは一番面倒で時間のかかる方法です。
3番目の方法に必要な機械類が揃う方は、この方法で作る必要はないと思います。
まずバンドソーか糸鋸で木を切り、機械のサンダーや手ヤスリを使って最終的な形に整えます。これを2枚準備するか、1枚の木を2枚にスライスします。この方法の場合、溝になる高さを2枚の内の1枚に作る必要があります。トリマーで溝部分を作ってもいいですし、手工具で作ってもいいし、2枚の間にさらに小さい1枚を入れて3枚を糊付けするという方法もあります。

  • ドリルプレスにソーブレードを設置して作る

これは一番簡単で一番危険な方法です。挑戦する方はご自分の責任でお願いします。
まずバンドソーか糸鋸で木を切り、機械のサンダーや手ヤスリを使って最終的な形に整えます。

その後ドリルプレスにソーブレードを付け、溝を作りたい高さとソーブレードの高さを合わせます。スイッチをオンにし、準備したウッドベースをあてると下のような溝ができます。このソーブレードは1ミリ幅。

どんなソーブレードかというとこんなの(↓)。

ハイスピードスチール製です。Amazonの商品ページ→ 5-Piece High Speed Steel Saw Blade Set
サイズ違いで5つ入ってますが、奥行き3/5インチで1ミリ幅というのがまさにぴったり都合がいいので、私はそれを使っています。
Amazon の商品ページの写真ではDremel みたいな手持ち電動ツールに付けて使ってますが、ウッドベース作りでそんなことしたら、絶対にダメです。ドリルプレスで溝入れしてください。私はレザーの手袋を付けてがっつりウッドベースを握り、ゆっくりゆっくり進めます。無理にぐいぐい押し込んだり、ちゃんと握ってなかったりすると、木がすっ飛びます。(木がすっ飛ぶのはいいのだけど、その時に手がブレードを触ってしまったりしたら大事件です。)

この後バスケットの内側になる側に、トリマーでカーブを付けてできあがりです。

小さなオーバルバスケット用リムのモールド作り

末っ子がバスケットを編みたいというので、去年作った小さなオーバルのバスケットモールドで挑戦させてみました。私がざっくりステーブを刺して、末っ子は編む作業を。夏休み中だったのですが、ガレージで3時間ぐらい木工作業をして戻ってきたら、もう編み終わったというのでびっくり。もちろんステーブは流されまくって大変なことになっていたのですが、本人は「できた〜♪」と大喜び。「早く使いたいから、リム付けて〜!」と、耳にタコが出来るほど言われています。

上の写真の左側に写るリムのモールドが、去年本体のモールド(上の写真左後方)を作ったときに一緒に作ったリム・モールド。Lightship Baskets of Nantucket という本の(113ページの)説明通りに作ったリムのモールドなのですが、これを使って曲げたリムがバスケットにフィットしませんでした。この間タッパーズ用のリム・モールドを作った時は気をつけて作ったのに〜。材料と時間と労力の無駄をしてしまいました。あ、でもこの本、リム・モールドの作り方以外は正確で、説明も理解しやすいですよ。
写真の中央のリム・モールドが、やっと完成した正しいサイズのものです。これで末っ子に「まだ〜?」と言われなくて済みます。

モールド作りで使うテンプレートが増えつつあります(↑)。木工作業でもそうですが、同じものを繰り返し作る時のためにテンプレートを作るので、テンプレートは増える一方。

Delsからノブなどが届きました。

下はThe Basket Maker’s Catalogで注文したもの。

この材料店ではケーンの染め液をオーダーしがてら、ナチュラルと黒いケーンも買ってみました。どこのお店のケーンがベストかな?使い比べてみようと思います。ここのウェブサイトには、ビギナーには嬉しいバスケット情報がたくさんありますよ。

長女が「見かけたから」と言って買っておいてくれた私の好きなキャンディー。アメリカらしいパケージでしょ。
滅多に見かけないから数年に1回ぐらいしか食べないのですが、左側のMary Jane は、歯の健康に悪そうなぺーったりと歯にくっつくタイプです。

タッパーズバスケット完成!

タッパーズのバスケットが完成しました。

反省点はいっぱいあるけど、次回の課題にするということで、とにかくウレシ〜♪
やっと使える〜。

実はレザーハンドルを付けようと思ったら、ノブを2個しか注文しなかったことが発覚。ハンドル2つなら、ノブは4個必要ですよね。これが木工だったら、ドアを2枚付けるのに、ヒンジを2個しか準備していなかった、、、みたいなミスでしょうか。それぞれのドアにヒンジ1つで、ドアがゆらゆらしている様子を想像しておかしくなりました。笑

だからバスケットのあっち側のハンドルにはノブが付いていなくて本当の完成ではないのですが、バスケットの材料店さんってばすごく時間かかるんです。多分一生懸命頑張ってくれてるのだろうとは思うのだけど、ノブを注文してから既に数週間。ということで、我慢できずに「完成!」の記事を書いてしまうことにしました。
これからはノブも旋盤で作ろ〜っと。自作した方が待ち時間だけでなく、金額的にも優しいですしね。

上はガレージ工房の作業台より。
左側のモールド作りから始めて、長い道のりだった。

ポンポンのキーチェーンはJ.Crew のこれ。→ Faux Fur Pom Pom
ちょうどモールへお買物へ行こうと思っていた日の朝に、J.Crew から届いたメールでこのキーチェーンを見かけて一目惚れ。「これ、飛ぶように売れてるよ。」と店員さん。だって可愛いもんね。8月はバースデーでJ.Crewから$20のギフトカードをもらってたので、それを使いました。

さてもう9月。アメリカはLabor Day で3連休です。週末まったりして、来週辺りから木工作業の合間を使って、新しいバスケットに取り掛かりたいな。

ナンタケットバスケット製作 〜リムのモールド作り〜

自分で作ったモールドで編んでいたナンタケットバスケットが、まだ完成してないのですが編み上がっただけで興奮して、レザーのハンドルをクランプで付けたりして妄想を楽しんでいました。

ステーブが流されてしまっているのは早くに気がついたのだけど、とりあえずこれは進めて完成させて、次回へのバネにしようと思いながら編んでしまいました。

さて編み終わってモールドを抜こうと思ったら、キッツキツで抜けない!モールドがプライウッドなので、冷蔵庫に入れて冷やしたところで縮まないはずなので、ちょっぴり残念だったけど長めのネジを2本入れ、それを掴んで引っこ抜きました。

次はリムの作業。まずはこのバスケット用のリムを曲げるモールドを作らなければいけません。曲げ木と同じようなモールド作りです。今回はリードリムにする予定で、リードの幅が7/16インチなので、1/2インチのプライウッドでのモールド作りがちょうどいいです。
内側のリムのモールドはバスケットのモールドと同じサイズで。以前買った本には「内側のリムのモールドは3/8インチ小さく作りましょう。」と書いてあるのですが、どう考えてもそれはおかしい、、、ので、ここは自分の計算を信じて進めます。

糸鋸で中をカットし、スピンドルサンダーできれいにヤスリます。

外側のリムはステーブとケーンで編んだバスケットの厚み(1/8インチ弱)分大きくしたいので、モールドを1/8インチ大きく作ります。

本によって、リムはオーバラップが4インチとか5インチとか違いがあるのですが、今回作っているタッパーは小ぶりなので4インチでいこうと思います。

内側と外側両方のリムのモールドの周りを測ったら4インチ足した分のリードを切り、オーバーラップ部分がスカーフジョイント(まさに首に巻くスカーフのように、巻いた時に1つにまとまるよう)になるようカンナで削るのですが、スポークシェーブの方がコントロールして削りやすい感じがしました。

そしてリムのモールドにリードを巻きつけてクランプで留めます。これで最低1日は寝かし、やっとリムをバスケットに付ける作業にたどり着きます。

節約も兼ねてますが、できるだけ自分の手で作りたいと思うと、それぞれの段階で「作る」だけじゃなく「準備」も関わってくるので、とにかく時間がかかります。将来同じものを作る時は準備が済んでいるので楽になるのですが、改良版が必要になったりするので繰り返して同じような物を作ることもしばしば。面倒が分かっていても自分の手で作りたいんですよね〜。
末っ子も私に似てなんでもやりたがる・作りたがる派で、私がバスケットを編んでいるのを見て「私もやりたーい!」と毎日訴えていたので、すでに作ってあったミニのオーバルのモールドで挑戦させることに。

とは言えステイブとかの準備部分は10歳児には難しいと思うので、そこは私が準備しました。どんな感じに仕上がるかな。これも楽しみです。

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