ナンタケットバスケットのウッドベースの作り方

ナンタケットバスケットのウッドベースの作り方を、ブログを読んでくださってる方からちょくちょく聞かれます。ちょうど先日ウッドベースを製作中に写真を撮ったので、簡単な説明を。

私が使う方法は3種類です。(写真付き説明は最後の方法だけ。)

  • 旋盤で挽く

この方法は丸いウッドベースのみ可能です。
ガウジで荒削り、スクレーパーで綺麗にし、パーティングツールで溝を入れます。
市販のウッドベースの溝は1ミリ幅ぐらいだと思うのですが、1ミリ幅のパーティングツールというのがアメリカではどこを探してもありません。約2ミリ幅のパーティングツールを持っているのでそれで挽くと、ケーン・ステーブを指すにはぶかぶか。でもウッド・ステイブにはいいんじゃないかな〜と思います(ウッドステイブでバスケットを作ったことがないので、あくまでも予想ですが)。

  • 2〜3枚の木を糊付けて作る

これは一番面倒で時間のかかる方法です。
3番目の方法に必要な機械類が揃う方は、この方法で作る必要はないと思います。
まずバンドソーか糸鋸で木を切り、機械のサンダーや手ヤスリを使って最終的な形に整えます。これを2枚準備するか、1枚の木を2枚にスライスします。この方法の場合、溝になる高さを2枚の内の1枚に作る必要があります。トリマーで溝部分を作ってもいいですし、手工具で作ってもいいし、2枚の間にさらに小さい1枚を入れて3枚を糊付けするという方法もあります。

  • ドリルプレスにソーブレードを設置して作る

これは一番簡単で一番危険な方法です。挑戦する方はご自分の責任でお願いします。
まずバンドソーか糸鋸で木を切り、機械のサンダーや手ヤスリを使って最終的な形に整えます。

その後ドリルプレスにソーブレードを付け、溝を作りたい高さとソーブレードの高さを合わせます。スイッチをオンにし、準備したウッドベースをあてると下のような溝ができます。このソーブレードは1ミリ幅。

どんなソーブレードかというとこんなの(↓)。

ハイスピードスチール製です。Amazonの商品ページ→ 5-Piece High Speed Steel Saw Blade Set
サイズ違いで5つ入ってますが、奥行き3/5インチで1ミリ幅というのがまさにぴったり都合がいいので、私はそれを使っています。
Amazon の商品ページの写真ではDremel みたいな手持ち電動ツールに付けて使ってますが、ウッドベース作りでそんなことしたら、絶対にダメです。ドリルプレスで溝入れしてください。私はレザーの手袋を付けてがっつりウッドベースを握り、ゆっくりゆっくり進めます。無理にぐいぐい押し込んだり、ちゃんと握ってなかったりすると、木がすっ飛びます。(木がすっ飛ぶのはいいのだけど、その時に手がブレードを触ってしまったりしたら大事件です。)

この後バスケットの内側になる側に、トリマーでカーブを付けてできあがりです。

ペーパーコードのスツール 〜ウォルナット&ホワイトオークで〜

2年前に実家の両親に作ったペーパーコードのスツールが、足に痛みがある父が立ち上がり易い高さなのだそう。で、ある日母と電話中に、「あと2〜3脚あったら家中に置いておけていいんだけどねぇ。」って。そんな事をさらっと言うんですよー。笑

と言うわけで、2〜3脚は無理だけど1脚製作中。(写真はドライフィットです。)
前回はスポルテッドのホワイトオークにブラックのペーパーコードで編んだのですが、今回はウォルナットとホワイトオークの組み合わせにナチュラル色のペーパーコード。

この木の組み合わせはReese’s のピーナツバターカップに見えますね。

ホワイトオークだけ、旋盤で丸くしてみました。

今回はドミノで作っています。8ミリのカッターを新しく購入しました。
明日組み立てて、明後日には座面の編みに入れるかな。

ワークベンチにドロップイン小物入れ

私の小さなガレージ工房では、チープなワークベンチ(作業台)を2台くっつけて使っています。

ワークベンチって油断するとあっという間に作り途中の物でいっぱいになり、作業に差し支えます。そこで、2台の間に小さなものなら落として入れることができる物入れを作りました。

手持ちのプライウッドで作り、それぞれのワークベンチの後部にボルトで付けた単純な作り。

のり、ペンたて、充電器、使い途中のヤスリ紙、小さなクランプ、彫り途中のスプーンなどなど、いろいろ入れておけて便利です。

このドロップイン小物入れを付けたことでワークベンチの面積が増したので、大きな物の作業にもいいです。

レッドマリーの木 〜ナンタケットバスケットのウッドベースに〜

「ゴージャス〜♪」と思ってだいぶ前に買っておいたレッドマリー(Red Mallee)の小さなバール杢。レッドマリーの日本語名はなんだろう?ネットで調べたらユーカリ科のようです。

日本でナンタケットバスケットを編んでいる方から、変わった木でウッドベースをというご注文をいただいたので、レッドマリーの出番です。もちろん自分にもウッドベースを1枚確保します。

バンドソーでスライスしてドラムサンダーにかけたら、なんとも贅沢なバール杢が現れました。バンドソーで切った感覚は、過去に扱ったことのあるユーカリと同じで「硬め」。

一番右側のは赤いのでレッドマリーという名が理解できるのですが、左2つは黄色。でも買った時には両方レッドマリーというラベルが付いていました。イエローマリーなんてのもあるのかな?

裏(↓)。

ご注文用ベースのテンプレートに合わせて、どこら辺を使えば一番キレイな表情がでるか考えます。

お水をかけて、仕上げを塗った時の状態を想像する(↓)。

リッチな色になって、ますますゴージャス!
バスケットの木のパーツは仕上げを塗らずにお送りしてますが、レッドマリーにはオイル系が良いですよ。

数日前にiPhoneで撮ったビデオ(↓)。
夕日の光が裏庭キャニオンからユーカリの木のシルエットを家の中に運んできます。

壁にこのキラキラを見れる日は、なんだか得した気分。

ボウタイ付き丸サービングボード

ドラマチックなヒビが入っているホワイトオークの使い道を散々悩んだ末、サービングボードにしました。

カッティングボード(まな板)でもいいのだけど、お肉とかを切った後にヒビの中まで洗いきれないことを考えると、やっぱりサービングボードと呼んでおいたほうが無難かな。

裏も表もなく両サイド使えます。片側はボウタイ2コ。反対側はボウタイ4コ。
ボウタイ(バタフライ)作りもハメ込み作業も慣れてはいるのだけど、何回やっても面倒です。今回は数が多いだけで平らな面に付けたので、その点は楽でした。器の曲線面だったりすると、もっと気を使います。

ざっくり切ったあとに旋盤で丸くして、周りにちょっとだけ角度を付けています。こうしないとテーブルに吸い付いちゃって、持ち上げたい時に結構な力を要し、テーブルから離れた瞬間にボードの上のお料理がすっ飛んでしまったりするんじゃないかと。、、、そんな経験があるのは私だけかな?

以前同じホワイトオークの板から、ボウタイ付き手鏡も作っています。

余談。
友人宅でのベトナム料理ディナー。フォーをいただいた後は生春巻き!

まるで手巻き寿司のように、自分で巻くんですよ。生春巻きの皮をお水にさっと通すのだけど、やりすぎると皮がペットペト〜。自分で好きな物(フライのお魚、パイナップル(!)、野菜など)を巻いてパクッ。

美味しかったです。

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