木のスチーマー

本日2投稿目です。私の記憶が間違っていなければ、ブログを始めて以来、1日で2投稿は初めて。

今週の南カリフォルニアはヒートウェーブで、真夏へ逆戻り。今年は例年ほど頻繁にヒートウェーブが訪れなかったし、今回のも30〜35℃でそれほど暑いわけじゃないのですが、なぜか我慢ができなくなり、今年初めてエアコンを付けました。
大学で木工を勉強していた頃、ヒートウェーブ中は木工をしないようにと教わりました。木が膨張しているので、特にカットは避けた方がいいということだそうです。

さて本題。もう1年ぐらい前に作った物なのですが、ブログで紹介していないものがありました。それは、、、木のスチーマー。

ここに曲げ木用の木を入れてスチームし、柔らかくします。
内部はこんな(↓)。

ちょうど中間の高さに棒をたくさん渡して、そこに木を乗せるのですが、要するに木のサウナみたいなものですね。

上の写真のプラスチック製入れ物が、スチーム源になる水のコンテナです。私はRockler で購入しましたが、あちこちで同じ物が売られています。Rockler の商品ページはこちら→ Steam Bending Kit
自分でスチーマーになる箱を作り、このスチーム源を繋げるという仕組みです。

スチーマー内の温度が分かるように、温度計を付けました。

実はスチームでの曲げ木に手こずっています。シェーカーボックスを習った大学の曲げ木の初級クラスでは、沸騰したお湯に木を浸けて曲げる方法と、ラミネート方法の2種類しか習っていなかったのです(ラミネートする方法では、プラントハンガーを作りました)。中級や上級クラスを取りにまた大学へ通おうかな〜と思うこともあるのですが、とりあえずネットであれこれ調べたり、Craftsy の曲げ木のクラスで勉強したりして、挑戦&失敗を繰り返し中です。
私はスチーマーの箱にパイン材を使ったのですが、これが間違っていたのではないかと悩んだのですが、Craftsy の曲げ木の先生もパイン材を使っていたので安心しました。でも先生は、「スチーマーを作り直すことがあれば、次回は外壁用のプライウッドで作ると思う。」と言っていました。これからスチーマー作りをされる方に、ご参考まで。

バスケットのモールド作り

またバスケットでも編みたいな〜と思い、モールド(型)を必要とするナンタケットバスケットというのに挑戦してみることに。アメリカのナンタケット島生まれのバスケットだそうです。

NantucketBasketMolds1

以前習ったパインニードルバスケットのように、松の葉を拾いに行って、あとは専用の糸を買えば開始できる!というのとは打って変わって、ナンタケットバスケットはモールドやその他ありとあらゆる材料が必要で、始めるときに結構な費用がかかります。気に入るかどうか分からない作業に何百ドルもかけるのは避けたいので、とりあえずモールドは手作りしてみました。

NantucketBasketMolds2

木材を適当なサイズに切り、重ねて糊付けし、旋盤で型にします。端材が大活躍しましたよ。今回はマホガニーを使いました。
上の写真はバスケットの底になる部分で、ちょっとオシャレな真鍮のネジを使ったら、パッと素敵な感じになりました。ここに木のベースを入れネジで留めて編み出すという作り。
次は旋盤でベースを作ります。そしたらいよいよ編み出せるのですが、モールドがカワイくて、この時点ですでに満足気分。でもバスケットを編まないことには意味のないモールドなので、使わないとね。

CoilsOfCanes

オーダーしたケーンが届いたので少しずつ挑戦してみて、モールドも必要に応じて調整していこうと思います。

ガレージ工房の壁塗り

ガレージ工房にあった背の高いキャビネット。

garage3

上の写真は2014年6月のホームショップ(ガレージ工房)完成という記事からの写真です。

手工具や細かい作業をするワークベンチ(作業台)を壁に向けて置きたくて、この背の高いキャビネットを物置小屋へ移動し、ここにワークベンチのスペースを確保しました。ガレージの壁のテキスチャーやペンキ塗りはキャビネットを取り付けた後にやったので、キャビネットがあった部分(ある部分)の後ろには未完成な壁が残っています(↓)。

woodshop

今回はこの壁をキレイに塗る作業です。
上の写真の壁右側にはノックダウンというテキスチャーが付いているけど、左側は素っ裸なドライウォールが付いてるだけ。前の家主は、なぜこんな状態のままでいたのでしょうか。
全部の壁を同じテキスチャーにするのは大変なので、繋ぎ目から左側の壁にジョイントコンパウンドをできるだけスムーズに塗って終了!というプランです。

garageshop_after

不得意なジョイントコンパウンドとペンキを3コートずつ塗って、やっと完成!4日間かかりました。

壁の中央左寄りに、なーんとなく線があるのが分かります(よね?)。
左側の壁が少し浮いているので、釘を打って右側と平らに合うようにしたかったのですが、なぜか適当な位置に柱が見当たらないので釘が打てない。壁の繋ぎ目が見える結果になってしまったのはそのせいなのですが、「ま、ガレージだし。」と思って進めてしまいました。

この壁には工具棚などを作って取り付けて、少しずつ作業がし易い状態にしていければと思っています。

工具と言えば、去年の夏の里帰りで父にノミをもらいました。

JapaneseChisels

今年は作りたい家具がいくつかあるので、このノミが活躍する予定です!

ハンドツール・イベント

すでに4年目に突入していた大学の木工科での勉強ですが、1月から始まっている春学期は休んでみることにしました。もう1年以上前から分かっていたことなのですが、せっかく学んだ知識と方法は理解をしているだけで、日々の忙しさから、技術につなげるための練習の繰り返しができていないんです。

そんな休校中に、アメリカ国内のハンドツール(手工具)メーカーさんが大学に集るハンドツールイベントを開催するというメールが届いたので、ひさしぶりに大学へ行ってきました。
お目当てはLie-Nielsen

handtoolevent1

ずっと欲しかったブラス(真鍮)製のSpokeshave(スポークシェイブ)をやっと買うことができました。
下の写真の手前のがそれ。

Tools

こんなに素敵だと、ツールを使わずにただ集めて楽しんでいる人の気持ちが分かるかも。笑

直接買うということは送料がかからないのでそれだけで嬉しかったのだけど、学生割引もしてくれて(今学期は受講してないと正直に言ったのに)、飛び跳ねたくなる嬉しさでした。

そして上の写真の奥に写るのは、以前カイルが手作りしてくれたカンナ。イベントにはHock Tooksも参加していたので、そこからカンナの刃も購入。やっとこのカンナが使えるようになるけど、まずは研がないと。この初めの研ぎが、私の場合半日ぐらいかかるんです。気が重い。

handtoolevent2

他にもいろんなカンナが置いてあったので、買わなかったけど試してみました。シュッシュって木を削る音って、本当に癒される。

ジュエリーメーカー用ハンマー 〜手作り道具〜

今学期の「ハンドツール」コースで揃えなくてはいけない手工具のリストがあるのですが、その中にジュエリーメーカーが使うような小さなハンマーというのがありました。もちろんジュエリーを作るわけじゃなく、カンナの調整に使うためです。
$30ほどで買えるハンマーなので他の道具に比べたら大した金額じゃないのだけど、出来るだけ出費を抑えたいなーと思っていたら、先生は自分で作ったというじゃないですかっ。

上が先生作のカンナと小さなハンマー。私が直接見たものと色が違うので、このセットは誰かに買われていった道具かもしれません。
(ちなみにこの先生、あきらかにファニチャー&キャビネット・テクノロジー科の先生の中で最年少だと思います。若いのにとても落ち着いた穏やかな人柄で、根気づよく教えてくれます。)

・・・ということで私も小さなハンマーを手作りしました。

hammer1

材料の真鍮とハンドルのウォルナットは残り物なので、コストゼロ♪
真鍮はプレート状のものだったので、小さく切った後に木工旋盤にかけて丸くすることもできたのですが、先生が「四角いのも面白いかも。」というので、角だけヤスって丸くして済ませました。

hammer2

自らの道具を作るのって大きな達成感がありますね。これからもこのぐらいの道具作りなら、また挑戦してみたいです。

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