ウィングバックチェア張り替えの準備

布選び中だったウィングバックチェアの続きです。

狙っていた布が売り切れたり、やっとオーダーしたのに「その布は3週間待ちですがいいですか?」と連絡きたり、もぉ最近ほんっと買い物運がないですが、半分「もう何でもいいや!」ぐらいな気持ちで決めた布がやっと今週届きました。
いよいよ布張りに入るのですが、まずは準備作業の記録↓

Classic Wingback Chair Re-Finishing

布を張る前に木の足のフィニッシングです。布を張ってしまってからだと汚してしまう可能性が大きいので、フィニッシングは布張り前がパーフェクトタイミング。
このイスは1920〜1940年辺りに作られた物らしく、ある程度の傷はアンティークの醍醐味でチャーミングにすら見えてしまうのですが、ぶつけたばかりのようなフレッシュな傷が気に入らなかったので、それらを主にヤスリました。

Classic Wingback Chair Re-Finishing

その後ステインを2コート。色はMINWAXのレッド・マホガニー。レッドが名前に付くだけあって木によっては赤が強く出てしまう事もあるけど、リッチなブラウンがいい感じなんです。あれこれ使えるお勧めカラーのステイン!
最後に保護と艶を兼ねて、オイルベースのウレタンを2コート。

Classic Wingback Chair Re-Finishing

フィニッシングは必然的にクリーニングにもなるので、気分爽快です。

画像を見てお分かりの通り、布のストリップダウン(剥がし作業)も既に終っています。なんと緑の布の下にはさらに布が2枚!毎回古い布の上にそのまま新しい布を張っていたようです。剥がす作業って大変なので、上にそのまま新しい布をかぶせてしまいたい気持ち分かるんですけど、汚いのイヤ。

息子に手伝ってもらいながらまずはイスの後ろの布を剥がしたのですが、中から短い髪の毛がどっさり。ポマードがベタベタに付いたおじさんの毛の匂い。でも触った感じはカラッカラ。このイスで誰か死んだか?と怖くなったんですが、でもイスの上じゃなくて中で死ぬってどういうことよ?と疑問に思っていたら、「これ、人間じゃなくて犬だよ、犬。」と息子。

Classic Wingback Chair Upholstery

結局これは馬の毛でした。(馬の毛は黒い方で、茶色い方はココナッツツリーの毛。)
昔はコットンやポリエステルのラップがなかったので、馬の毛でイスにフワフワ感を付けていたんですって。この毛はもともと臭いのか、年月とともに臭くなるのかは不明。
今は馬の毛なんて高級で、Upholsteryの材料店でもお店に並ぶ事はなく、注文してから買い付けるそうです。オーセンティックな「アンティーク」家具を保つためにはこの馬の毛を再利用するそうですが、私は止めました。まずは匂いを取り除くのに庭で毛を干したりしなくちゃいけないのかなーと思うと、時間かかり過ぎ。いつか機会があれば試してみたい気もするけど。

Classic Wingback Chair Upholstery

ウェビングもスプリング(バネ)も相当緩んでいたので、張り直し&閉め直し。使えるものは再利用。ちなみにこのイスは座面だけでなく、背面もスプリングでした。

Classic Wingback Chair Upholstery
*写真右で、アームの片側だけ古い布を剥がしていないのは、逆側のアームに布を張る時に参考にする為です。

スプリングを全てバーラップ(粗い麻布)でカバーしたら、エッジロールという紙がツイストされて出来ているロールもバーラップで巻いてイス本体に縫い付けます(写真上の左)。写真のように曲がっている針を使うとスーイスイと縫うのが楽チン。息子がエッジロールをゴミと勘違いして破ったので修正作業をする羽目になりましたが、なんとかこれも再利用成功。

さていよいよ布張りです。
完成時の記事に、私のUpholstery(布張り)バイブル本も紹介する予定。(忘れなかったらね。)
今日の午後は、Upholsteryサプライヤーへ材料の調達へ行ってきます!

ブログランキングに参加しています。
クリックで応援してね!

にほんブログ村 インテリアブログ 海外インテリアへ
人気ブログランキングへ

デスクチェアの張り替え

息子がペンでぶちぶち刺しまくってボロボロにした、学習机用のイスを張り替えました。
ニトリの。

Desk Chair Upholstery

使った布は、ロサンゼルスの布問屋街で買ったビニール製のもの。「この色いいなぁ〜。」と思って見つめていたら、問屋のお兄さんが「それいいでしょ。新色だよ!」なんて言うものだから余計に欲しくなって、必要ないのに1ヤード買ってしまいました。アメリカの布って幅が54インチ(約137センチ)が基本なので、1ヤードも買うと思っているより大きかったりします。

Desk Chair Upholstery

布はオーストリッチのテキスチャーにできていて、マーサ・スチュワートなグリーンです。でもマーサの時代がやってくる以前は、この手のグリーンはSea Foamグリーンと呼ばれていたんですよ。
こんなパステルカラーのイスは息子が嫌がるだろうと思って、張り替えた後は長女のイス(同じイス)と交換するつもりだったのですが、予定外にも気に入ってくれたので、そのまま息子の部屋に戻りました。

ビニール素材の布を張る場合、ホットガン(なければヘアドライヤー)で裏側から熱をあてるとビニールが柔らかくなるので、曲線部分が引っ張り易くなりますよ♪ でも熱をあてすぎると溶けてしまうので気をつけて。

残りの布でバッグでも作ろうかな〜。

ブログランキングに参加しています。
クリックで応援してね!

にほんブログ村 インテリアブログ 海外インテリアへ
人気ブログランキングへ

アームチェアの布張り 〜後編〜

ミッドセンチュリースタイルのアームチェアの布張り 〜前編〜の続き。後編です。

Arm Chair Upholstery

むふふ。完成しました。

布は妥協してピンクにしましたが、木製アームチェアとのコンビが、モダンミッドセンチュリーというか、ボヘミアンというか、イクレクティックというか・・・とにかくそこら辺の雰囲気を出していてけっこう気に入ってます。

布張りしだしたら夢中になって、写真をステップバイステップで撮り忘れましたが、一応大雑把に説明します。iPhone撮影です。

Arm Chair Upholstery

まずはスプリングの上を適当な布でカバー。ホチキスで留めます。

座面とボックス部分を縫い合わせたらフォームにかぶせ、下のパイピングが収まる溝に布をホチキスで留めていきます。一点から一方方向へ留めていくのではなく、手前を留めたら後ろへ。そしてサイドへとまんべんなく。布を四方へ均等に引っ張るためです。

Arm Chair Upholstery

1周ホチキスで留めたら、余分な布を切ります。木に傷を付けないように、でも布がはずれてしまわないよう気をつけながら。

写真がないですが、この後もう1本パイピングを作り、上の写真の溝にホットグルーで埋め込みます。
これで終了。

後ろ姿↓

Arm Chair Upholstery

上から↓

Arm Chair Upholstery

先週は黄色いフォームの上に1センチほどの厚みの白いフォームを足す予定だったのですが、しっくりしなかったのでポリエステルのラップに変えました。いい具合に膨らんで満足です。

籐が壊れているので、気が向いたら直す予定です。木の部分はフィニッシングを丸ごとし直すつもりはないのですが、レタッチ程度はするつもり。

もう1脚のアームチェアも頑張って張り替えて、早くウィングバックチェアのプロジェクトに進みたい。

ウィングバックチェア用の布選び

もう1つのイスの布はりプロジェクト。

Wingback Chair Upholstery

リビングルームに置く予定のウィングバックチェア(中古)を買いました。
座面が広くて座り心地良さそうでしょ?
必要な布を計算するために布をはがし始めてから写真を撮ってないことを思い出したので、後部がすでにはがれていますが、地味なグリーンのベルベットです。

アームチェアの張り替えを終了させてからこのウィングバックチェアに取りかかろうと思ってるのですが、布選びに時間がかかりそうなので、ここ数週間すでに布へのアンテナを張り巡らせています。ロサンゼルスの布問屋街では欲しいのが見つからなかったので、オンラインで。現在やっと2つのデザインにまで絞りました。下のコラージュ写真中央のグリーンとピンクの柄がそれ。

Mood Board for Selecting Chair Fabric in Living Room

ソファやラブシートなどの大型家具なら無地を選ぶと思うのだけど、1人がけのイスなので、柄物でドーンと派手にしたいなぁと。柄のレイヤー化好きだし♪
でもダーリンに見せたところ、「花柄ぁ?」とイヤな顔。聞かないでオーダーしちゃえば良かった。

余談。
先週車のカギがなくて、徒歩で末っ子を小学校へ迎えに行った日。
家への道のりで、「抱っこ〜!」って大騒ぎするかと思ったら、テクテクと私の前を歩くじゃないですか。キョロキョロしながら、なんだか楽しそうでした。徒歩も悪くないなぁ。

G Walking Home

何ヶ月も前から末っ子に「ペインティングがしたい。」とせがまれていて、先週末やっと画材道具を出してあげたので、私も便乗して久しぶりにお絵描き。

ブログランキングに参加しています。
クリックで応援してね!

にほんブログ村 インテリアブログ 海外インテリアへ
人気ブログランキングへ

アームチェアの布張り 〜前編〜

中古のアームチェアを購入しました。

Arm Chair Upholstery

上は購入時の状態。ミッドセンチュリースタイルのアームチェアです。
家にイスが欲しいのだけど、Upholstery [1]プロジェクトがしたかったので、あえて中古品をCraigs Listで探して購入。同じ椅子2脚セットで$45でした。

このアームチェアを見たときから、「クッションはサーモンピンク!」と決めていたのですが、ロサンゼルスの布問屋街でサーモンピンクの布が見つからず、ピンクで妥協することにしました。

Upholsteryは過去にキッズ用ソファの張り替えやオットマンのプロジェクトの完成画像を載せていますが、布張りの方法を検索されてこのブログに来てくれる方が多いので、今回はざっくりですがプロセスを追って記事を書いてみます。2回に分けて、まずは前編。

Upholstery Tool

今回Upholstery用のステープルリムーバー(ホチキスリムーバー)を買いました。
Upholsteryで何が大変かって、ホチキスを取ること。肝心な布張りより大変です。
実はキッズ用ソファオットマンのプロジェクトのあと、15年使った大型カウチも張り直そうと思ってはがしたのですが、もぉぉぉぉそれはそれは大変でした。さっさとステープルリムーバーを買っとけば良かった。作業が早くて簡単になるだけでなく、血を見ずに済みますよ。

Arm Chair Upholstery

この椅子の場合はクッションだけの張り替えなので単純ですが、どんな家具にせよ、まずははがせるところからはがします。1番最初にはがす部分が、1番最後に張られた部分になります。基本的には家具の下部に付いているCambric(黒いダストカバーのようなもの)をはがし、次に後ろ部分(もしくはアーム)の順ではがすことになると思います。
レイヤー化されている複雑な張り替えの場合、プロセスを追って写真を撮っておくと便利です。

私の買ったアームチェアは座面がスプリングの作り。まったく緩んでいないピーンと張った状態だったので修理の必要なし。
ちなみに、今回取り除いたホチキス以外の穴がないところを見ると、マスタードカラーのクッションはオリジナルだったようです。

はがした古い布の糸を丁寧にほどき、新しい布の型紙として使います。ここは一般的なお裁縫のプロセスと同じなので写真と説明を省きます。
私のアームチェアのクッションは、上部にだけパイピング [2]が付き、下部はホチキスで椅子本体に留めるようになっています。(購入時には背もたれにピロが付いていましたが、やぼったいので作りません。)

週末がんばって半分縫いました↓

Arm Chair Upholstery

フォーム(上写真に写る黄色いスポンジ)が元気のない状態だったので、薄めのフォーム(黄色いスポンジの上に乗っている白いスポンジ)を足しました。Upholstery用のスプレー糊でくっつけます。

Arm Chair Upholstery

一気に仕上げたいのですが、今仕事が忙しいので週末までグッと我慢。週末縫い上げてホッチキスで止めたら後編をアップしますね。

下のアームチェアはOneKingsLane.comで売られていた物。

私のと全く同じ、背もたれに籐が張られているタイプのアームチェアです。でもこちらのクッションは独立タイプ。こんな風にカラフルなのも楽しいな。

ブログランキングに参加しています。
クリックで応援してね!

にほんブログ村 インテリアブログ 海外インテリアへ
人気ブログランキングへ

補足    (↵ returns to text)

  1. 布張り
  2. 英語ではWelting(ウェルティング)。縁かがり、継ぎ目、の意味
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...